お子さんが集団生活を始めれば集団生活場所から何かと病気をもらってきてしまいますよね。家庭で気をつけていても、こればかりはどうすることもできません。
集団生活で「りんご病」にかかってしまうなんてことも流行りだしたら可能性は無いとはいえません。お子さんが感染したときに怖いこと。それは看病する親御さん(大人)への感染です。そこで、「りんご病は大人にも感染するのか」調べてみました!
りんご病は大人にもうつる?
結論からいうと、「大人にもりんご病はうつります」 大人が感染した場合、子どもが感染して発症するよりも重症化してしまう可能性がある病気のため、注意が必要になります。
子どもが感染して発症した場合は頬が赤くなりますが、大人が感染した発症した場合頬が赤くなることはありません。
<大人が感染して発症した場合>
・発疹(手・腕・太ももなどに赤い斑点ができる)
・かゆみ
・関節痛
・発熱
・強い倦怠感
発疹や関節痛といった症状はだいたい1週間くらいで治まっていきますが、症状が長引いたりぶり返したりすることがあります。長引いた場合でも3~4週間程度で治ることがほとんどです。
関節痛がひどい場合は指が曲がりにくくなったり、階段の上り下りが辛く日常生活に支障をきたしてしまうこともあります。
子どものように、頬が赤くならないので、りんご病だとわからず他の病気を間違われることがあります。
りんご病が大人にうつる感染経路と感染率
感染経路はすでに感染している人の咳やくしゃみから吸い込んでしまう「飛沫感染」と皮膚やてすりなどについたウイルスに触ることで感染する「接触感染」。感染から発症まで潜伏期間は10~20日程度といわれています。
感染率はとても高い病気ですが、一度感染して発症してしまえばその後再度感染発症することの無い病気です。
りんご病にならないための予防法
○マスク着用
飛沫感染で感染するので、マスクを着用しましょう!潜伏期間があるので、自覚症状の無い人は感染していても外に出歩いてしまいます。マスク着用をして感染予防しましょう。
○手洗いを手を徹底する
りんご病は飛沫感染だけでなく接触感染もします。よく泡立てた石鹸を使って爪や指の間までしっかり洗うようにしましょう。
○患者との接触を控える
お子さんが感染発症した場合は看病する親御さん意外の接触は控えるようにしましょう。家族全員感染してしまうことを防ぐためです。
特に妊婦さんの場合は感染すると週数によっては流産の危険性も出てきてしまいます。妊娠している親御さんが看病する際は、しっかりマスクを着用してケアをしたらマスクを捨ててうがい手洗いを行いましょう。

まとめ
・りんご病は大人にもうつる病気!
・飛沫感染、接触感染で感染!
・マスク着用、手洗いを徹底!
りんご病って子どもだけの病気ではないんですね。大人にも感染して、大人のほうが重症化してしまう怖い病気。
りんご病が流行りだしたら極力外出を避けるかマスク着用をして、必ずあちこち触らずにうがい手洗いを行いましょう。免疫力が弱まっているとかかりやすくなりますので、規則正しい生活を心がけましょう!