アドベントカレンダーって何?そんな人も少なく無いと思います。私も調べるまでは何の事か分からなかった一人です。
幼稚園や学校で教えている事も時代の移り変わりと共に思いがけない事を教えたり、行事に組み込んだりすることが有ります。
もしも、皆さんのご家庭でお子さんがアドベントカレンダーを作ると言い出した時に困らないようにアドベントカレンダーについてまず簡単なお話をしたいと思います。
アドベントというのはキリスト教西方教会(キリスト今日も宗派が沢山あるので)の習慣でキリストがやってくる時を待つ時間。キリストの再来を待つ待降節と呼ばれる時期のことです。アドベントの言葉の意味自体は「出現・到来」の意味があります。
神事の一つとして厳格にこの習慣を守っている人たちが居ます。アドベントカレンダーは、クリスマスまでの日数を数えるためのものです。
そのために、窓だったり時には蓋が25個くっついているんです。開いた窓にはキリスト教にまつわる宗教画が描かれている、というのが元のアドベントカレンダーです。
本格的な絵画だったり、分かり易くするために可愛らしいデザインと随分開きがあります。普通の娯楽用のカレンダーも有って、形も壁掛けから、家の形をしているものまで様々!お菓子が入っている嬉しいものも。
カレンダーの25の窓を開けた時にお菓子が出てくるようにしてある事が多いです。もしも保育園で本格的なカレンダーを作っていたらお家では楽しみとしてのアドベントカレンダーを作るのをお勧めします。
手作りの方法も多く紹介されていてどれが良いかなぁと迷ってしまうほどなんです!
今回はお子さんが園で作っているものに合わせて一緒に作ってみましょう。どんなものを作っているのでしょうね?今回紹介するものに入っていると良いのですが。下記は一例ですから、参考程度に覚えていてもらえればと思います。
アドベントカレンダーはレゴやムーミン!?手作りはいかが?
先に書いた通りアドベントカレンダーは宗教的な意味が本来のものですが、娯楽的要素のためのアドベントカレンダーも作られていて販売もされています。
あちこちで作成キットや、カレンダー本体を購入できます。ムーミンなど特に親の世代には懐かしいモチーフも販売されています!
それに材料さえ揃えば、アドベントカレンダーそのものは簡単に手作りだって出来るものなんです。
一度作れば保管と再利用が利く本格的な布製のカレンダーや、家庭で出てくるトイレットペーパーの芯や、紙コップなどを使った使い捨てのもの。工夫次第でオリジナルのカレンダーを作って毎年楽しむことが出来ます。
既成品のムーミンのカレンダーは予約販売が行われています。ちょっと贅沢ですが、年に一度の事ですから、こういうのも良いかも?
レゴブロックは子供時代園内では争奪戦でした。それくらい人気がある玩具に時代と世代は関係ないんですよね!そのレゴで作るアドベントカレンダーはいかがでしょうか。お子さんとお母さんもお父さんも楽しめます。共同作業には持って来いですね!
アドベントカレンダーを手作りで! フェルト編
<用意するもの>
・土台にする布
・ポケットにするフェルト25枚
・数字のアップリケ、1~25
・マジックテープ
・木工用ボンド
・スパンコールなど
もしも布で作るのなら、針や糸を使わず、接着剤で材料をベースにする布に貼り付けるようにしましょう。
お母さんもお子さんも簡単に出来るのと数が多いので役割分担をすると作業がきっと楽に進むと思います。
布に1~25の数字がついたフェルトを貼っていくだけなので、お菓子入れにするのか、絵が出てくるタイプにするのかをお子さんに聞いて下さい。
絵が出てくるタイプにするなら、マジックテープで下の絵を隠す時に貼ってはがせるようにすると楽ですね。中にお菓子を入れる時には、縁だけにボンドを付けて隙間が開くようにしましょう。
① ベースにする布に合わせて25枚の布を切ります。
② 布に数字をボンドで貼り付けます。
③ ポケットを作る時には、25枚の布の裏側の縁の左右と下側にだけボンドをつけて、ベースに貼り付けていきます。
④ スパンコールやフェルトでクリスマスモチーフを作ってデコレーションして完成です。
テープやピンで壁に落ちないように留めましょう!
アドベントカレンダーを手作りで! お菓子編

お菓子を中に入れるアドベントカレンダーを作る時に適しているのは、用意するのが楽な材料が良いですね。
例えば紙コップなら元々飲み物を入れるものなので、少し大掛かりになりますが、間違いなくお菓子を入れておくスペースを確保出来ます。
子供たちにも扱いやすい素材なので、紙コップも含めてお菓子の空き容器などは多いのではないでしょうか。
<25個の紙コップでピラミッド風ツリー>
・紙コップ25個
・コップに入れるクッキーやキャンディ25日分
・マーカー(または1~25の番号シール)
・蓋にするラップ、薄手の紙
・輪ゴム
・接着剤
・土台にするダンボール
・プラスチックの星
などが材料です。
① まず紙コップの蓋にするラップ、又は紙に1~25の数字を書きます。
② コップに緑の紙を巻き付けます。
③ お菓子をコップに入れます。
④ コップに数字を書いたラップや紙で蓋をして輪ゴムで固定します。
⑤ 一番上を1つ、2段目を2つ、と言った具合に下に行くに連れて数を増やすようにしてピラミッド形を作ります。
1、2、3、4、5、6、3と並べて台座のダンボールで位置を決めたら貼り付けます。
⑥ ダンボールにマジックで木と鉢の絵を書いて壁に立てかけるなどして完成です!
平面でも立体でも、コップの並べ方を自由にしても楽しいと思います。
<ベースの紙に袋を貼り付けるだけ!>
・大きな紙
・お菓子を入れる小さな袋25個
・お菓子25日分
・マーカーまたは数字のシール
・テープ
① ベースにする紙にクリスマスモチーフをデコレーションしていきます。
シールでも、絵でも何でも良いでしょう。
お子さんがこういう事は得意だと思います。
② お菓子を入れる袋に数字を書く、又はシールを貼ります。
③ 袋にお菓子を入れます。
④ お菓子が入った袋を紙に貼り付けていきます。
これも普通のカレンダーの形に合わせるだけでなく、バラバラに配置しても楽しいでしょう。
中身が分からないようにするともっと楽しみがあっぷしますね!
アドベントカレンダー手作り フェルトとお菓子 まとめ
・カウントダウンカレンダーそのものは簡単に作れる!
・本格的な布製は毎年使えるので、使い捨てか再利用を考えて作る
・25日間置いておくので、チョコなど温度変化に弱いお菓子は入れないほうが良い
宗教的な習慣として持っている家庭にとっては形に則った行事で行うアドベントの習慣です。
しかし、それ以外の家庭でクリスマスのカウントダウンをする方法には決まった形はありません。
今回扱ったアドベントカレンダーも楽しくクリスマスを迎える為にはこれはどうしなければいけない、どんな形でなければいけないという形は無いんです。
12月1日から25日までの25の数字を開けていく楽しみをお母さんとお子さんで作ることが出来ればそれが一番良い形だと思います。
ちなみにこのカレンダーは窓が24だったりすることも有りますのでお子さんが習ってきた方で作ってあげて下さいね。