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健康と医学

ニコチン依存症の症状と治療 その治療期間とかかる費用について

投稿日:2015年1月31日 更新日:

ニコチン依存症のチェックと対応、調べてみました


 



喫煙習慣がある人にとっては、このニコチンの依存症は常に隣り合わせの症状と考えるべきものです。

仕事の休憩時間のホッと一息のつもりが、気づけば休憩時間にタバコを吸っていなければ落ち着かない、に変わっていませんか?

意識したことが無くても、その習慣の繰り返しが、いつの間にか依存症を引き寄せていることになります。

喫煙者が喫煙場所に追いやられる、肩身が狭いというのも、結局はタバコには少なからず害があるから、としか言えない部分もあります。

それ以前に、タバコを燻した匂いで頭がガンガンしてきたり、妊娠初期の方には大変辛いものだったりする匂いです。辛い人にはただ、不快なだけとしか言いようがありません。突き詰めれば、喫煙そのものが病気であるという言い方もあります。

私自身が、ヘビースモーカーの身内を持ち、苦しんできたので少しキツイ言い方をすることになりますが、タバコの無い場所に行きたい、となります。喫煙者の家族=タバコの匂いが平気というものではありません。

俺は周囲に迷惑をかけているつもりはない!と怒り出す方も居らっしゃるかもしれません。

実際に指摘されて腹が立って、タバコに一本火を付けているのでは?ですが、実際の周囲の反応はどうでしょうか?

タバコを手にしていない生活が考えられない方はまず、ニコチン依存症のチェックをしてみてください。
禁煙 ニコチン療法

喫煙習慣はやめたくともやめられない!ニコチン依存症の恐怖

今日はタバコを吸うのをやめておこう、と考えても最後にはイライラしだし、怒り出し…というのが大体ではないかと思います。

タバコの代わりになるもの、と思ってガムやお茶に回すと今度はそちらがやめられなくなったり。結果としてタバコに戻ってきてしまうという状態が身内の例。

この原因はタバコが持っているニコチン成分の依存性です。麻薬に使われる言葉の”依存性”と同じと聞くと、さすがにゾッとするものです。しかし過言ではないという実感も外から見ていると感じられます。

どうしようもなく眠い時には及ばないとしても、多少お腹が空いている位だったら、タバコを先に吸ってから食事にしよう、な状態で他の欲求よりもニコチンを脳が優先して欲しがるようになってしまう感じです。

喫煙の本数が多く、時間が長くなればなるほど、やめようとした時の反動は大きくなります。かと言って、絶対にやめられないというものでもないので、依存性の度合いに関しても個人で開きがあるのも確かです。

「風邪を引いてしまって、タバコがどうしようもなく苦しかった」
「子供や孫が生まれたのでやめた。」

きっかけは違いますが医師にかからず自力でやめてしまう人も居るのが複雑な部分です。

 

医療機関でニコチン依存症の治療を受ける

ニコチン依存症の治療は第一にタバコから遠ざかる禁煙です。内科でも呼吸器科でも、喫煙外来が無くても、医師に話を出せば相談そのものは決して難しくはありません。

簡単な検査を受けることから始まります。画像診断と呼気検査といったものです。本格的に治療をするとなれば、相応の出費になりますし、覚悟が必要です。
ニコチンを求める脳と、禁煙しようとする意志の戦いです。

基本12週間までは保険適用内ですが、それ以上の時間が掛かると全額自己負担になります。そこからが問題ですね。

最終的にやめられればタバコに出すお金はゼロになりますが。どちらがお金がかかるかは禁煙する側の治療の進行と姿勢で変わってしまいます。

保険適用内の範囲でやめられれば確実に安く済みますが、それでは済まない人の方が多いと思います。

12週以降の自己負担額は
パッチが12000円
錠剤は18000円

パッチは指定された回数を皮膚に貼るだけですが、効果が強いとは言い難いもののようです。これでやめられる程度であれば苦労は少ないと言えそうです。

日が経つに連れてパッチのニコチン含有量は減っていくので、依存度合いが強いと簡単には行かない…実際に身内がそうでしたので。短い周期でニコチンの量を減らすのはかなり難しいものです。

そして、錠剤は意識が遠のく、ぼんやりするといった副作用が出ることも報告されているようです。脳に影響する薬であれば不思議はない副作用ですから、安全が確保できる状況での治療が望ましいですね。

 

<ニコチン依存症管理料とは>

禁煙の治療は病気の治療ではないという扱いですが、ニコチンによって及ぼされる生活習慣への影響を考慮した、必要な治療を行う為の区分け。これまで書いた自己負担も含めた12週までは保険適用、の治療の料金を定めたものです。

 



ニコチン依存症管理料 入院して治療をする時の注意点

最終手段といった響きのニコチン依存症の入院治療を受ける場合には注意が必要です。

入院前から禁煙治療を受けている方であれば保険の適用になりますが、最初から入院治療を希望をすると、なんと保険の適用外となってしまいます!

まずいきなり入院を考える人は居ないと思いますが、これは注意するべき最大のポイントでしょう。


 

未成年の喫煙・ニコチン依存症の治療についての注意点

子供の喫煙自体も深刻な問題ですが、それ以上に厄介なのは、タバコを吸っても良いと法的に認められるのが20歳から。

それ以下の年齢の未成年の場合、法を破っているとして医療保険の適用がされず、金銭的負担から治療が困難になっています。

タバコは、全身の血流を悪くする作用がありますから脳が発達するべき年齢に、タバコを吸うのは将来を考えると好ましくないことは言うまでもありません。
味覚にも悪影響を及ぼします。

そして、ニコチン依存症にかかるまでの時間が大人に比べると、比較にならないほど短いというのが大変厄介で一日に箱の単位で吸っているという子供も居ます。

そして、喫煙年齢が下がるほど肺がんの発症と死亡率が高まる恐ろしい実態も存在しています。

子供の喫煙を察したらすぐに近くの小児科で相談するのが最初に出来る行動だと思います。喫煙から子供を遠ざけるのが第一。

親がタバコを常にふかしている状況では説得力も薄くなります。そして、タバコを吸ったからとただ叱りつけるのは逆効果です。

これは大人の治療でも同じ事が言えるのですが、ストレスを感じて却って喫煙に走るからです。静かに忍耐強く周囲も付き合う事が、大人でも子供でも禁煙治療には大切になります。

まず、喫煙の習慣自体が病気であること、更に別の病気を引き起こし、それは周囲にまで影響を及ぼしてしまうことを喫煙者の方も、周囲の方も同様に理解しておきたいものです。







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