中途覚醒の改善には早寝早起きがいい?生活リズムを取り戻す方法

一般的には早寝早起きと言いますが、眠くない時間に無理に寝床に入るのは逆効果です。
眠れないのに眠ろうとするのも結構イライラします。
活動の時間帯に差し支えるような短い睡眠時間も、長過ぎる睡眠時間も害になります。
害になるものを挙げると、カフェイン。緑茶・紅茶・ココアにコーヒー。
嗜好性が高い飲み物が多いですね。
寝る前には厳禁の飲み物ですが、病的な原因である場合には最低でも半年は避ける必要が出てきます。
病が好むとは言ったものですがこれらのうち一つは必ず飲んでいると思います。
それでも眠れない苦しみよりは、と考えてみてはいかがでしょう。
カフェインが含まれていないお茶やコーヒーもありますから、切り替えられるものは有るはずです。
麦茶やトウモロコシ茶、ハーブティーもカフェインを含んでいない物が多いです。
他の病気の症状も悪化させる原因ですから、出来れば避けるべき物質です。
カフェインの次が、文明の利器、テレビや携帯電話、パソコンです。
光の点滅が神経を興奮させてしまうというもので、点滅しているように見えていなくとも実際にはテレビの中に写ったテレビを見ると分かるように静かに映像を出しているわけではないとなります。
携帯電話とパソコンは仕事にも欠かせないので大変難しいのですが、ブルーライトが神経の興奮を促進して、眠っても眠った気がしない状態を作り出してしまいます。
空が昼間青いように、これらの光も脳を昼と錯覚させてしまう為に寝付くことができなくなります。
起床時に日光を浴び、日中に体を動かす時間を出来るだけ作るようにします。
テレビの体操も時間を分けてやっていますし、体をほぐすついでに始めるのもお手軽です。
通勤と通学の時に歩いて移動する距離を増やすのも方法の一つです。
部活に所属している学生さんであれば運動よりも、携帯電話やゲーム機の影響が出ているかもしれません。
しっかり眠りたければそれらを使うのをやめられれば良いのですが、そうもいかなくなっています。
日常生活で出来る対策はブルーライトカットのシートを貼ったり、ソフトを使ったり、専用のメガネを使ったりするのが長い目で見るとお金も掛からない対策でしょう。
夜勤の場合は蛍光灯の照明の中に居ますので、神経にとってはその時間が昼と意識します。
日中の明るい時間に寝る時には遮光カーテンを使うなどで明るくしない状態を作って休むようにします。
今は活動時間、休む時間、を体に意識させるように心がけるのが良いようです。
中途覚醒の治療法は漢方が安全!?漢方のメリット・デメリット
漢方薬は自然の材料、普段見かけるようなカプセルや錠剤になったものよりも薬草をゴリゴリすりつぶして作っている印象がありますね。中途覚醒に良いとされる漢方薬には、加味帰脾湯(かみきひとう)、八味地黄丸(はちみじおうがん)、加味逍遥散(かみしょうようさん)があります。
漢方薬は効き目がゆっくりで、相応に時間を掛けて様子を見る必要が出てくるのが難点です。
自分に合う漢方薬が見つかれば時間が掛かることを除けば、副作用もありませんし、体質改善が見込めますので安心といえるかもしれません。
漢方薬でも体に合うか合わないかもありますから、処方してもらう時にアレルギーが有るかは伝えておきましょう。
同じ病気でも人によって薬を決めるのは簡単ではありませんし、何度か変える事は西洋医学の薬と一緒です。
こちらのページで自分の症状のタイプがチェク出来ます。
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