トレンチコートの歴史と名前の由来とは?日本ではいつから流行った?

トレンチコートは今は寒い季節には当たり前の服装ですね。通勤通学、お呼ばれの時にも大活躍のこのコートです。
当たり前ですが、洋装ですから元々は海の向こうから渡ってきたもの。疑問に思わず着ているトレンチコートの由来を簡単ながら調べてみました。
トレンチというのは、銃撃戦など白兵戦の時に攻撃から身を守るための溝、塹壕の事です。
第一次世界大戦時代のイギリス軍が戦闘中に厳しい寒さから身を守るために作ったいわば戦闘服です。温かく、耐水性があり、着やすいのは道理ともいえますね。
トレンチの名前そのものは戦闘時に非常に役に立ったことが理由とされます。
見栄えの良さもあって、第一次大戦後にファッションの定番になったと言えます。
映画俳優の影響が大きく、日本では1942年制作の映画カサブランカでハンフリー・ボガードが着用していたアクアスキュータムのコートがきっかけと言われます。
日本では短いような長いような歴史ですが、今も当たり前に着られている服が原型だけであれば100年は存在していると思うと利便性が高いスタイルの普遍性を感じさせてくれるものです。
トレンチコートの人気定番ブランドは?メンズとレディースでは?
バーバーリーはコートに限らず聞いたことがある代表ブランドですね。それからアクアスキュータム。
このブランドがトレンチコートの2大ブランドになっています。
女性向けに紹介されているのは、他にジェーン・バーキン、ラルフローレンブルーレーベル、アニエスベー、辺りが聞いたことがあるところです。
他にもブルックスブラザーズ、マッキントッシュが有名どころのようですね。
カトリーヌ・ドヌーヴ、ブリジッド・バルドーなど女優の名前そのもののブランドまで。
挙げていけば割りとキリが無いですが学生服でも身近に扱われているブランドもあるので、その辺りから気に入ったものを揃えるのも良いでしょう。
男性向けに有名なブランドは2大ブランドに加えてグレンフェル、女性にも上がっているマッキントッシュ、ステュディオス、シップスなど。
男性と女性で共通しているブランドもありますが、男女でデザインがかっちり分かれるところでしょうか。
ご夫婦など男女で揃えたいのであれば、バーバーリーやバーキンが認知度が高いのではないでしょうか。
トレンチコートの着こなし メンズトレンチコートの結び方
トレンチコートのベルトの結び方を紹介したいと思います。これはどちらかと言えば暖かくなってきた季節の服装向けですね。<トレンチコートベルトの結び方(ダブルテール)>
http://stagclub.seesaa.net/article/390630353.html
こちらにはダブルテールという端とバックルを出した結び方です。もちろん片方だけのワンテールもあります。
このブログでよく使われる結び方が紹介されています。
男性用として紹介されていますが、必ずしも男性用のコートだけに、という決まりがあるわけではないですし、しっかりバックルを使って締めて歩くには暑すぎるかも、という時にも便利ですね。

トレンチコートの着こなし レディーストレンチコートの結び方
最近のトレンチコートの着こなしとしてはベルト無しのデザインも珍しくないので、そのまま羽織って出かけてしまう事も多いですが。バックスタイルは先ほどのブログでも紹介されており、女性用にもそのまま使われていますから今度はフロントスタイルを探してみました。
<MERY>
http://mery.jp/5152
せっかくですから、バックスタイルをまとめて紹介したページのリンクも。
http://slism.net/lifehack/cool-belt-for-trench-coat.html
フロントスタイルといっても、真正面に結び目を作るよりも斜め側にリボンを作ったり、そのまま一度くぐらせるだけのもの、とバックスタイルと違って簡単なものが流行っているようです。
寒い季節はやはりきっちりと冷たい空気から身を守りたいものです。せっかくですから、他の人がしていないようなスタイルの追求もしても良いかもしれませんね。
ベルトもスタイルをよく見せる一本の紐。そんな紐の結び方も奥が深いものですから、覚えておくと周囲をあっと言わせる事ができるかもしれません。
眠っているアクセサリーなどがあったらアクセントに使うのもいいかもしれませんね。