イチジクを使ってジャムを作ろう!

イチジクといえば、無花果という当て字の難読文字の果物。食べ物以外の効果として枝を切った時に出る汁にはイボ取り、葉は乾燥させたものをお風呂に入れると痔に効果があります。
葉は他にも有用な効能が有りますが、薬学の知識がない人が相談なしに飲むのは避けましょう。
実には炎症を押さえる作用が有るので喉が痛い時には乾燥果実をハチミツに混ぜて飲んだり、他にも胃腸が弱い人の場合消化を助け、便秘によい食べ物です。但し、完熟した実に限ります。
中途半端な状態の実では逆に胃を傷めてしまうそうです。
とはいえ、多くの有効成分を含んでいて体に良いイチジクですから、庭に植わっているけど余ってしまってしっかり食べ切れないなぁ…という方!
少し長持ちさせたり、手頃に食べたりするためにも、一工夫してみませんか?放っておくのは勿体無いですよ!
イチジクジャムは簡単に出来る保存食
果物の加工食品として、簡単に作ることが出来て、長持ちさせる事が出来るイチジクジャム。砂糖による浸透圧と、ペクチンによる凝固作用を用いて作るので添加物という点でも天然素材そのもの!
時間に余裕がある日に火の加減にさえ気をつけて作れば誰にでも作れます!
<簡単すぎるいちじくジャムの作り方 >
http://cookpad.com/recipe/425802
このレシピの配分で計算してみます。
イチジク500g…可食部425gとしてカロリー 229.5kcal
上白糖200g…768kcal
総カロリー 997.5kcal
とはいえ、620グラムを全部食べてカツ丼ほどですし、ジャムをそんな風に食べる事は滅多にないことですからね。
ビン詰にする量はもっと小分けにして食べますから決して高い数字ではありません。
砂糖の量は、好みで減らしても十分にジャムは固まってくれます。
完熟した果実には甘味が有りますので、好みで調節しましょう。大体材料の30%~50%です。
こちらのレシピは実の形がしっかりと残っています。
<圧力鍋で無花果ジャム by yuumegu>
http://cookpad.com/recipe/2377187
このレシピも美味しそう!
でも熱でアルコールを飛ばすのは忘れられそうもないですね。
<いちじくの白ワインジャム by うえってぃ~ >
http://cookpad.com/recipe/2326074
<イチジクのレシピ>
材料に混ぜたり、そのまま食べたり、使い方は様々です!
個人的にはジャムはヨーグルトに混ぜたり、紅茶に混ぜたりするのが好きですが、ケーキの材料として用い、生地に混ぜ込んで使われていますね。
http://cookpad.com/search/%E3%81%84%E3%81%A1%E3%81%98%E3%81%8F%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%A0

photo credit: gomagoti via photopin cc
イチジクジャムを作る上での注意事項
最初に記述したように健康効果も高い食べ物ですから、毎日少しずつ食事に取り入れて健康な胃腸と、お腹のすっきり健康を維持しましょう!黒砂糖などの砂糖を使うとよりミネラル成分の摂取が出来、カロリーも抑えられます。
他の糖類ではそこまで大きく数字が変わりませんのでカロリー面での違いは殆ど有りません。
ダイエットメニューを意識するなら黒砂糖を使って作るのが一番お勧めです!
ジャム作りで注意したいのは手作りの場合は器の煮沸消毒を徹底して行うことです。
器が汚れているとジャムが腐ったり、カビが生えたりしますので注意しましょう。